ラオスの雑貨店で、お金が足りない青年に店主の女性が笑顔でマットレスを手渡している感動的なシーン。

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「お代はいつでもいい」所持金0のラオス人青年を救った商店主の言葉に涙

2025年12月19日

🇱🇦 現地の心温まる実話
「お金がないなら
ある時に払えばいい」
ラオスの優しさが沁みる夜
新生活を始めたばかりのラオス人青年。なけなしの全財産を握りしめて向かった寝具店で、彼は「信頼」という名の贈り物を受け取りました。これは、首都ビエンチャンの片隅で起きた、小さな奇跡の物語です。

🎥 今回の参考動画はこちら



新生活のスタート、直面した「残高不足」の現実

サバイディー!ラオスキです🙏
今回は、ラオス人同士の温かい助け合いのエピソードをご紹介します。

動画の投稿者は、心機一転、新生活を始めるためにこの地へ移り住んだばかりのラオス人青年。TikTokでの物販ビジネスに挑戦していますが、現実は厳しく、まだ収益はゼロ…。毎日の生活費が容赦なく貯金を削っていきます💸

「まずは寝る場所を確保しないと」
彼は必要最低限のアイテムであるマットレスを買いに、ビエンチャンのローカル商店へ向かいました。

店主がかけた「信じる」という魔法

選んだのは、花柄の素朴なマットレス。価格は120,000キープ
しかし、いざ支払おうと口座を確認すると、送金できる残高が足りません。現金も底をついています😰

「すみません、お金が足りないので諦めます…」
恥ずかしさと情けなさで店を出ようとした彼を、店主のおばちゃんが呼び止めました。

「持って行きなさい。お代はある時でいいから」

「床で寝るなんて可哀想でしょう?お金ができたら返しに来てくれればいいよ」と、見ず知らずの若者に商品をタダで渡したのです。

「新しく始めるんだから、きっと上手くいくよ」
そんな励ましの言葉と共に手渡されたマットレス。それは単なる寝具ではなく、同胞からの熱いエールそのものでした😭

12万キープの重みと「ナムジャイ」の精神

この120,000 LAKという金額、日本円にすると約860円(※2025年時点 1 LAK ≈ 0.0072 JPY)。

日本人感覚では少額に見えますが、ラオスの一般的な食堂でカオ・ピアック(米麺)が20,000〜25,000キープであることを考えると、ランチ約5〜6回分に相当します🍜 現地感覚では、決して「どうでもいい金額」ではありません。

それでも困っている人を放っておけない。これこそがラオス社会に根付く「ナムジャイ(水のような心=思いやり)」です。見返りを求めず、困った時はお互い様という精神が、この国にはまだ生きています✨

今回の舞台:ビエンチャン中心部

動画の背景から、場所はビエンチャン中心部のツーリストエリアに近い商店街(Phimphone Market周辺など)と推測されます。近代化が進む首都でも、こうした「昔ながらの信頼関係」が残っているのはラオスの大きな魅力ですね。

ビエンチャン中心部(Phimphone Market周辺)

「これが僕がラオスを好きな理由」
動画の最後に彼が語った言葉に、この国の美しさが詰まっています。皆さんもラオスを訪れた際は、ぜひ現地の人々の優しさに触れてみてください🇱🇦


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ラオスに沈没中の旅人。ラオスに沈没して、はや数年。旅人目線で感じたラオスの魅力や、ちょっと変わった日常を綴っています。ラオスの「リアル」に興味がある方は、ぜひ覗いてみてください。

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