女子高生の歌が暗示する
ラオスの未来
🎥 今回の参考動画はこちら ▼
🇱🇦 教室で響く「謎の歌詞」の正体
サバイディー!ラオス・ナビゲーターのラオスキです。みなさんは、TikTokで流れてきたこの動画を見ましたか?ラオスの伝統的な制服「シン(Sinh)」を着た女子学生たちが、教室で何やら楽しそうに歌っています。
一見するとただの微笑ましい日常風景ですが、実は彼女たちが口にしている歌詞の内容が、今のラオス社会を鋭く切り取っていると話題なんです。
動画内の字幕を翻訳すると、こんなことを言っています。
- 「ລົດຂອງນ້ອງແມ່ນກິນໄຟຟ້າ」
(ロット・コン・ノーン・メーン・キン・ファイファー)
訳:私の車は電気を食べます(=電気自動車です) - 「ບ້ານຂອງລາວໄດ້ຢູ່ປ້ຳນ້ຳມັນ」
(バーン・コン・ラーオ・ダイ・ユー・ポム・ナムマン)
訳:彼の家はガソリンスタンドにあります
「電気を食べる」という表現、面白いですよね!ラオス語では、車が燃料を消費することを「食べる(キン)」と表現します。つまりこれは、EV(電気自動車)とガソリン車の対比を歌った、ちょっとした言葉遊びのスキットなんです。
⚡️ なぜ今、ラオスで「EV」なのか?
「えっ、ラオスでEV?」と驚かれる方もいるかもしれません。のどかなイメージが強いラオスですが、実は2025年現在、東南アジアでもトップクラスに「EVシフト」が進んでいる国の一つなんです。
その背景には、切実な経済事情とラオス特有の強みがあります。
1. ガソリン価格の高騰と不足
数年前から続く世界的な燃料価格の高騰は、輸入に頼るラオス経済を直撃しました。ガソリンスタンド(ポム・ナムマン)に長蛇の列ができることも珍しくありません。
「ガソリンがないなら、電気を使えばいいじゃない」――まさにこれが現実になったのです。
2. 「東南アジアのバッテリー」としての強み
ラオスはメコン川の水流を利用した水力発電が非常に盛んで、近隣諸国に売電するほど電気が豊富です。そのため、ガソリンに比べて電気代が圧倒的に安いのです。
政府もこれを後押ししており、EVの輸入関税撤廃や道路税の減免など、強力な優遇策を打ち出しています。2025年の今、ビエンチャンの街中ではBYDなどの中国製EVを見かけない日はありません。
🎓 伝統と革新が混ざり合う教室
動画に映る彼女たちの制服にも注目してください。これは「シン」と呼ばれるラオスの伝統的な巻きスカートで、公立・私立を問わず、女子学生や女性公務員の正装として義務付けられています。
黒や紺のシンに白いブラウス。この変わらない伝統的な姿で、最新の「EV事情」をジョークにする。この「伝統と革新のミックス感」こそが、今のラオスの面白さなんです。
💡 まとめ:ラオスの若者は変化に敏感
「私の車は電気を食べる」というフレーズは、単なる流行り歌以上に、ラオスの若者たちが急激な社会の変化を柔軟に受け入れ、楽しんでいる様子を映し出しています。
もしラオスを訪れる機会があれば、街ゆく車を観察してみてください。その「静けさ」と普及率に、きっと驚かされるはずです。
この記事の自動化技術、あなたも習得しませんか?
ラオスの秘境からでも収益を生み出す「生存技術」。あなたの目的に合わせて2つのアカデミーが選べます。