それとも…
ラオスのTikTokで話題の女子高生。
彼女が熱く語る「マニフェスト」の正体と、
最後に待ち受けるラオスらしいオチとは?
🎥 今回の参考動画はこちら ▼
サバイディー!ラオスキです 🇱🇦
最近、ラオスの若い世代、特にTikTokを使っているZ世代の間で「ある言葉」が流行っているのをご存知ですか?
それは、英語の「Manifest(マニフェスト)」です。
政治のマニフェスト(公約)とは少し違います。スピリチュアルや自己啓発の文脈で使われる「引き寄せの法則」や「願望実現」という意味ですね。
今回は、そんな「意識高い系」な話題を熱弁する一人の女子高生の動画をご紹介します。しかし、最後まで聞くと「あ、やっぱりラオスだわ(笑)」と思わず膝を打ってしまう展開が待っていました。
動画の翻訳:彼女は何を語っているのか?
制服姿の彼女は、カメラに向かって真剣な表情でこう語りかけます。
「マニフェストって言葉を聞いたことある? マニフェストっていうのは、引き寄せの法則を使うことなの。」
彼女の説明は続きます。
「私たちがどう考えるか、何を信じるか。それによって私たちが何に出会うかが決まるの。脳が良いことを考えれば、良いことに出会える。逆に悪いことを信じれば、体も脳も悪いことを引き寄せてしまう。」
非常にポジティブで、まっとうな主張ですよね。「自分が信じた通りの人間になる」という締めくくりまで、完璧な自己啓発スピーチです。
まさかの急展開:その「信念」の使い道
しかし、動画の後半(0:28あたり)から雲行きが変わります。
「じゃあ、もし私たちがこのマニフェストを使って…『レック(数字)』を買うことを信じたらどうなる?」
ここでの「レック(数字)」とは、ズバリ「宝くじ」のことです。
彼女はこう続けます。
「今回の抽選で絶対に当たるって信じたら、私たちは新しい億万長者になれるんじゃない? マニフェストをこのために使ったらどうなるの?」
最後はニッコリとピースサイン。「考えてみてね」と言わんばかりの表情で動画は終わります。
ラオス人の生活に根付く「レック(宝くじ)」文化
実はこのオチ、ラオスに住んでいると「あるある」すぎて笑ってしまいます。
ラオスでは「宝くじ(ラオス語で『หวย』や『ເລກ』)」が日本以上に生活に密着しています。
日本の宝くじとは異なり、ラオスでは週に3回(月・水・金)も抽選が行われるのが一般的です。さらに、1口1,000〜2,000キープ(約7〜14円)という駄菓子のような金額から気軽に購入できます。
※2025〜2026年時点のレート換算(10,000 LAK ≈ 70 JPY)
そのため、市場のおばちゃんから学生まで、多くの人が「昨日の夢で見た数字」や「見かけた車のナンバー」を元に、一攫千金を夢見て宝くじを買い求めます。
若者にも広がる「神頼み」ならぬ「マニフェスト頼み」
経済状況が不安定なラオスにおいて、宝くじは単なる娯楽を超え、一種の「希望」となっています。
かつては寺院で祈ったり、夢占い(動物に例えた数字など)を信じたりするのが主流でしたが、現代の若者はそこに「引き寄せの法則(Manifest)」という新しい概念を持ち込みました。
「強く願えば当たるはず!」という彼女の主張は、伝統的な運試しと、欧米由来の自己啓発トレンドが見事に(そして都合よく)融合した、今のラオスを象徴するジョークと言えるでしょう。
まとめ:ラオス流のポジティブシンキング
動画の彼女のように、ラオスの人々はどんな時でもユーモアと夢を忘れません。
真面目に語っていたかと思えば、最後は「宝くじ当てて億万長者!」という欲求に素直なところも、ラオス人の愛すべき国民性です。
皆さんもラオスを訪れた際は、街角で売られている宝くじ売り場を覗いてみてください。そこで「マニフェスト」を試してみるのも、旅の面白い思い出になるかもしれませんね。(ただし、購入はほどほどに!)
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