ラオスのビエンチャンで談笑するオレンジ色のジャケットを着たデリバリー配達員の女性と、背景に見える物流会社の看板

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ラオス女子「もうベトナム行きたい…」動画の裏にある月給1.8万円の現実【現地経済レポ】

LAOS REPORT 2025
その笑顔の裏で。
ラオスの若者が
「国外脱出」を
ジョークにする理由

一見楽しげなTikTok動画。しかし、そこで語られる「ベトナム行きたい」という言葉には、インフレ率20%超え、通貨価値暴落の中で生きるラオスの若者たちの、切実なリアルが隠されていました。

月給 約18,000円2025年 ラオス法定最低賃金

🎥 今回の参考動画はこちら



動画の舞台はどこ?背景に映る「中国漢字」の正体

サバイディー!ラオスキです。今回ご紹介する動画、まずは背景に注目してみましょう。一見、普通のお寺や役所のように見えますが、建物の看板にははっきりと「中通快递 (ZTO Express)」の文字が見えます。

これは中国の大手物流企業で、近年ラオス国内でも急速に拠点を増やしています。ラオスは現在、中国からの輸入品やECサイトでの買い物が生活の一部になっており、こうした物流拠点は若者たちの生活インフラそのものです。

そして、手前で話しているオレンジ色のジャケットの女性。胸元のロゴは少し隠れていますが、これはラオスやカンボジアで人気のデリバリーアプリ「E-GetS」のユニフォームである可能性が高いです。日本でいうUber Eatsのような存在ですね。

「ベトナムの方がいい」というセリフの意味

動画の中で、彼女たちは冗談めかして「ไปเวียดดีกว่า (Pai Viet dee kwa)」、つまり「ベトナムに行ったほうがいい(マシだ)」と話しています。なぜここでベトナムなのでしょうか?

実は2025年現在、ラオス経済は非常に厳しい局面を迎えています。隣国のベトナムは経済成長を続けており、ラオスの若者にとって「活気がある国」「稼げる国」あるいは「安く遊べる旅行先」として、憧れと羨望が入り混じった対象になりつつあるのです。

背景に流れているBGMの歌詞「น้ำตาตกลงโจก (Nam ta tok long jok)」は、「グラスに涙が落ちる」という意味の悲しい演歌。あえてこの曲を使うことで、「今の生活が辛すぎて(笑)、もうベトナムに逃げたいよ〜」という自虐ネタにしているわけです。

月収1.8万円?衝撃のラオス経済事情

ここで、少し真面目な数字の話をしましょう。動画の彼女たちが冗談を言いたくなるのも無理はありません。2025年初頭のラオスの法定最低賃金は、月額250万キープです。

これを聞くと「250万も!?」と思うかもしれませんが、近年のキープ暴落により、日本円に換算すると約18,000円(10,000 LAK ≈ 72 JPYで計算)にしかなりません。

一方で、ガソリン代や食料品などの輸入品価格は高騰し続けています。必死に働いても、インフレでお金の価値がどんどん目減りしていく。そんな閉塞感の中で、「ベトナム行きたい」というジョークは、ラオスの若者の偽らざる本音の一端を表しているのかもしれません。

それでもたくましいラオスの人々

とはいえ、動画の二人の表情を見てください。とても明るいですよね。ラオスの人々には、どんなに辛い状況でもそれを笑いに変えてしまう、強さと明るさがあります。

「ボーペンニャン(なんとかなるさ)」の精神は、経済危機の中でも健在です。デリバリーの仕事で街を駆け回りながら、友達と冗談を言い合って笑い飛ばす。そんな彼女たちの姿に、ラオスという国の底力を感じずにはいられません。

ラオスを訪れる際は、美しい寺院や自然だけでなく、こうして街中で働く人々にも目を向けてみてください。きっと、ニュースだけでは分からない「現地のリアルな体温」が感じられるはずです。

動画の撮影場所(推定)はこちら


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【記事に関するご注意】 本記事は、SNSで話題の動画や現地の情報を元に、AIの支援を受けて執筆されています。記事内で紹介している店舗の営業時間、料金、イベント情報などは、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。ご訪問の際は、最新の情報を公式サイト等でご確認いただきますようお願いいたします。
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管理人:OKIHIRO

ラオスに沈没中の旅人。ラオスに沈没して、はや数年。旅人目線で感じたラオスの魅力や、ちょっと変わった日常を綴っています。ラオスの「リアル」に興味がある方は、ぜひ覗いてみてください。

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